愛を知らない一輪の花 〜after story〜
百合を抱きしめながら、涙を浮かべる。
「本当、、、。夢のようです。松下さん、、、、ありがとう。」
「いえ、遅くなってしまい、申し訳ありません。今年中に式を挙げる予定です。、、、百合の隣を歩いていただけますね?」
「勿論です。この子は、、、百合ちゃんは、私の大切な家族ですから。」
そう言って、また強く百合を抱きしめる。
「、、貴方は幸せものね?私も幸せだわ。娘がこんな素敵な方を連れてきてくれて、、。」
「先生っ!先生、、、!」
「、、、結婚式、楽しみにしてるわ。」
ずっと抱きしめ合う2人を、幸せな気持ちで見守った。