愛を知らない一輪の花 〜after story〜
まず、4人で色を決める。
「色は難しいですよね〜。」
「イメージは白いユリだもんなぁ。青とか薄いラベンダーとかどうでしょう、相良さん。」
「似合うと思う。、、、でも折角、二十代だし若い時にしか着れない色でもいいかも。うーん、ピンクとか。」
「百合さんにピンク!最高です!!」
「では、先程とは違い、Aラインとプリンセスラインのドレスはいかがですか?ガラリと雰囲気が変わりますよ。ピンクが1番種類と数も多いんです。」
4人から出たピンクの色に、戸惑う百合。
「ピンクですか?!そんな可愛らしい色、私には似合いませんっ!!二十代も何も、もう29です。隣に並ぶ蓮さんに、恥をかかせてしまいます、、、。」
落ち込み、下を向く。