愛を知らない一輪の花 〜after story〜


「何を言ってるんですか!?恥だなんてっ!!!似合いすぎて心配になることはあっても、そのような事あるわけないじゃないですか!!」

「しかもあの溺愛っぷり、、、若干社長を引きました。」

「、、、可愛くて仕方ないんでしょう。余裕無さすぎです。支店長にも妬いてたし。」

ため息をつく、相良。


「兎に角っ!ピンク!!絶対ピンクです!!!ねっ!?」


凄まじい剣幕に負け、ピンクを着る。









先程とはガラリと印象を変える。
ふんわりとしたプリンセスラインのドレスは、たっぷりとフリルがあしらわれ、花のストーンが至る所に付いている。決して派手すぎないそのドレスは、百合を一段と際立たせる。
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