愛を知らない一輪の花 〜after story〜


結局夜まで掛かり、ショップを出る頃には辺りが暗くなっていた。


「では、私達は1度店に戻ります。百合さんはどうされますか?」

「私はバスで帰ります。、、今日は本当にありがとうございました。」

深く頭を下げる。




「いいえっ!こちらこそ楽しかったです。結婚式楽しみですっ!!また、楽しみが増えました。これを糧に頑張ります!」

「百合さん、バス、、、ですか?それはちょっと、、、。」

「うん。危ないね。社長に迎えに来てもらおうよ。私、支店長に連絡してみる。」




そういって携帯を取り出す。

「だ、駄目ですっ!蓮さんは忙しい方ですからご迷惑を、、!」
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