愛を知らない一輪の花 〜after story〜
暫く車を走らせ、駅前にと着いた。
3人は素早く外にでて、2人に声をかける。
「送っていただきまして、ありがとうございました。今日は楽しかったです。ドレス、、楽しみにしていて下さいね?」
蓮は窓を開け、微笑む。
「、、、こちらこそ、ありがとう。楽しみにしておくよ。じゃあ、お疲れ様。」
慌てて頭を下げる百合に手を振り、3人は蓮の車を見送った。
「、、、甘いですね。」
「うん。斉藤ちゃんが幸せになってくれるなら、嬉しい。あんな表情初めて見た。」
3人はいつまでも車が走っていった方向を見ていた。