幾千夜、花が散るとも
それからこれはどうでもいい余談。
面倒くさい芹沢さんから、面倒くさいラインが来て、面倒くさかったけど食事に付き合った。
『いいお店を知ってるから』と、事前連絡済みで千也のバーに連れて行き芹沢さんの前で散々、千也とイチャついた挙句、一也に迎えに来てもらった。
『・・・俺より残念なヤツが可南を誘うとか、有り得ないんだけど』
冷ややかなトドメの一発を、秀麗な王子サマからお見舞いされた芹沢氏は。その後、二度と誘って来なくなりました、めでたしめでたし。