僕はただのbarのオーナーです
「お前の腕を見込んで、勧誘しにきたんだよね。」
『その勧誘を断ったらどうなる?』
「君の存在は表舞台に知られ始めてる。
俺のとこに来たら保護してあげるけど、来ないなら始末対象になるんじゃない?」
笑顔の澪だったけど、言ってることは全く笑えない。
自分につかないならこの場で殺すって意味だったしな。
『あんたには…あなたには勝てそうにないから。
従うことにします。』
差し出されたその手を掴む。
その手は闇へ引き入れる手だと分かっていたのに。
けど、この手を取っていなければきっと俺はここにいることは出来なかった。
俺は自らの意思で
深くそこのない闇へ〝堕ちた〟
過去story END