僕はただのbarのオーナーです
cocktail.8
澪side
「今の時間は午後6時。
奇襲にはもってこいやろ。」
『仕事には少し早いけどな。』
「六花に正統派でいったって、勝ち目薄なるからなぁ。
明るい方が無難やろ。
銀楼に手を出したんや。
とことん償ってもらうで?」
にやりと笑う翼‥‥もとい、白羽。
『悪い顔してる。
いくら怒ってるからって、その顔はダメ。』
くすっと笑うと白羽は同じように笑って
「お前も苛立っとるくせによう言うわ。」
と突っ込んでくる。
その言葉に確かに。と返して拳銃の安全装置を外す。
「ほんなら、行きーや。
showの時間やで。」
『はいはい。
指示はよろしく。』