僕はただのbarのオーナーです




「みぃ、さっきはどうしたのー?」


『あれは私ではありません。
忘れてください。』


「いやいやいや。
そういう訳にはいかないでしょ」







忘れてくだされば楽なのに。
といっても、忘れてくれなかったとしても語る気はないのですが。

しかも、どうせスピーカーにしてらっしゃるでしょうし、近くには汐もいるでしょう。

そんな中で素で話すなんて冗談じゃありません。







『…ところで、こんな時間にどうしたんです?』


「話そらしたねぇ。
ま、いいか。

ねぇ、みぃってさbarの経営とかしてたりする?」








突然ですね。
まあ、疑われてるのでしょうが。

さて。
どうしたものでしょうか。




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