僕はただのbarのオーナーです
「死ぬ気なんてないし、死にたくないよ?
けどここで、あの子達を見捨てるのは性に合わない。
あの子達をここに引き入れたのは俺たちだ。
責任は最後まで持つべきでしょう?」
長剣を手に言う言葉じゃねぇけど。
凜音は相も変わらずふわりと笑う。
「要がどうするかなんて知らないけど。
俺を止めるなら、要でも容赦しないよ?」
「俺は後処理全般担当するから表には出れないからな。
お前らはインカムをスイッチ切らずに壊せよー。」
そう言って俺たち用のインカムを取り出す秋雨。
「このメンバー懐かしいねぇ。
〝俺や要がまだ殺し屋だったころ〟のままだ。」
『つか、壊すこと前提かよ。
それにしても‥‥‥‥
まだあいつらに〝名前継がせるんじゃなかった〟なぁ。』