僕はただのbarのオーナーです
cocktail END
裏の人間が出入りする場所
怪しい情報屋
殺し屋
裏の仕事をする場所
そんな風に人々に囁かれるbar
オーナーは殺し屋だとか、
情報屋だとか、何でも屋だとか。
そんな風に言われている。
それは嘘か誠か。
それは‥‥‥‥‥‥
訪れた人のみぞ知る事実
それでも彼を知る人は口をそろえて言う。
誰よりも大人で優しい人。
それでいて、誰よりも子供で残酷な人だと。
今日の夜も彼は雫石の名のもとお酒を出し続ける。
「僕はただのbarのオーナーです。
基本は‥‥‥‥ね?」
END