僕はただのbarのオーナーです
ニコッと笑って一言。
一瞬冷たい空気がした気がしましたが気にしないでいきましょう。
「澪さん、怖いですよ。
ちょっとした冗談じゃないですかー」
『失言でした。すみません。』
「みぃ。何者なのー?」
銀楼の存在を忘れてましたね。
『普通です。何者でもありません。』
私は普通です。
ちょっとひねくれてて人間不信ですが、普通なんです。
暴走族であっても、汐の兄でも。
所詮それは肩書きにしかすぎません。