僕はただのbarのオーナーです






恩があるあの方の為じゃなく、俺が信じたいと心の底から思った相棒の為に。

俺を駒とするあの方じゃなく、俺を信じてくれてるあいつの為に。












『やべっ…行かなきゃ間に合わねぇ!』











カバンを引っ掴んで部屋から出る。
マンションの最上階。

しかも高層マンションだから降りるのに時間がかかる。











『あー!もう!』












バンっ!と部屋を出る。













「遅い。」


『…澪!?』






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