僕はただのbarのオーナーです
KING。
それは裏の中でも非情で規定違反しかしない殺し屋組織。
勢力も強く、人数も多く、ここの力が強い、
非情なことがなければ、言うこと無しなのにと言ったような感じです。
翼の家は誰が見ても円満で、仲のいい家族でした。
両親がいて八個離れたお兄さんがいて。
その日はたまたまお兄さんは授業だったか詳しくは覚えないのですが家におらず、被害には合われなかったようですが翼がこちら側に来てしまったので、会ってはいないでしょう。
翼は間違いなく家族を壊した者を恨んでいます。
表には出しませんが。
敵討ちとしてKINGに乗り込んだ日には、恐ろしいことになります。
翼はまだ染まっていませんし、そもそも殺し屋ではありません。
始末屋も防衛の一環として、そういった術は身に付けさせられていますが、本職には敵わないのが事実です。
だからこそ。
全てを隠し、翼がいつか受け入れられるその日まで白日のもとには晒さないことに決めたのです。
それに、直接ではないにしろ私にも責任がある部分もありますし。
あの日のあの事件。
それは私の母のせいなのですから。