曲げられない運命




ん...っ、あれ??私、寝てた??
つか、暗っ...ってえ?もう夜??

困惑している私をよそに優しく声をかける三成様



「豊姫、ここにおいで。」

三成様は自分の膝にくるように言う
私はものすごくドキドキした。心臓が今にも破裂するんじゃないかってくらい。


好きな人の部屋で好きな人の膝の上で...



月光の射す暗い部屋で私達は何度も唇を重ね合った。


ー16歳最後の日ー
< 14 / 29 >

この作品をシェア

pagetop