曲げられない運命





私は、お兄様の部屋へと向かっていた。
その途中、遠くの方から見たことのない顔の人から声を掛けられた。


急いでるのに...めんどいなぁ。
私は、そう思いながらも愛想を振りまいた。


「なんですか♡」
「君が豊姫ちゃんか...」


その人は少し間を開けた。
なんだよ、早くしてよもう!



「君、可愛いね。えっと、これからよろしくね。」
「はい!よろしくお願いします♡」


いや誰だし笑
急ご!

< 4 / 29 >

この作品をシェア

pagetop