さすれば恋となる
意外すぎて、戸惑います。
キスはさておき、私と緋衣呂君はクラスが違うのです。
とりあえず思うのは寂しい、恋しい、会いたい、それだけ。
思いを念力で飛ばしたい気分。
告白されてから私の中で日に日に緋衣呂君色が増してきている。
これは良いことだ。
ノートの端に“緋衣呂君”と書く。
そして、よく小学生でやったり言ったりした事を書いたりしてみる。
“池沢 緋衣呂+須田 詩乃=池沢 詩乃”