記憶をなくしても。
プロローグ
目が覚めると、私は病院のベッドの上に横たわっていた。

何が起こったのかわからなかった。

ぼやけて見えない。

でも、お母さんとお父さんはいる。

わかる……なのに、何かが思い出せない。

誰かが…誰? 誰なの?

私はそのまま眠ってしまった。



「しおりっ……‼︎」
< 1 / 2 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop