お姫様は俺のモノ②lovehistory
翌日。

特別クラスの前でやたら男子が騒いでる。


「なんだ?おい、邪魔。一体なに見て………」


「あっ、海くんおはよ」


ストレートの長い髪をウサギ耳にして、普段しないメイクをしてる姫が微笑む。


「海くん、おはよ。姫ちゃん可愛いでしょう?メイクしてみたの。」



余計な事を……………



メイクしなくても、可愛いんだよ姫は。


「可愛い姫ちゃん、こっち向いて~」


「姫ちゃん、彼女になって~」


バンッーーー!!



突然、ドアが乱暴に開いた。




「うぜーお前ら。散れ!!」


鋭い視線を向ける新だった。


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