お姫様は俺のモノ②lovehistory

*君の全てを抱き締めたい*

愛しい君を抱き締めた。


絡まる視線。


「あのさーーーここ教室なんだ。

やめてくんない?」


杉森が、嫌そうに見やる。

眉間に皺がよってる。



「邪魔すんなよ。今いいとこだろ?」


俺は、姫を抱き締めたまま杉森を睨む。


「明日の合宿、姫になんかしたら許さないからな」


「さあな、可愛かったらわかんない」


なんて、言いやがる。


可愛いに決まってるだろう。


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