お姫様は俺のモノ②lovehistory
ーーーーーードォン!!!



なんの音だ?



ドアを蹴破る音が聞こえ、外が騒がしい。


まだ、時間じゃないハズ。


あいつらが、まだ来るわけじゃないし。



「なんの音だ。下行くぞ‼」



武が、姫ちゃんを離して幹部を連れて下にいく。


見に行きたい、むず痒い。


だけど姫ちゃんを一人にはいけない。


「新くん……」


呟いた姫ちゃんの目は、行け、と言ってる。



俺は堪らず部屋を出ると、2階の階段から下を見下ろす。


あれはーーーーあっちゃん?


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