お姫様は俺のモノ②lovehistory
*お前は颯龍の大切な仲間だから*
「新、帰ろう。かえって合宿やり直そう」
無理だよ。
俺は京から逃れられない。
一生付きまとう。
「俺は今さら戻れない。
それに京からも逃げられない。
それに俺はたくさん姫ちゃんを傷つけた。
だからー……」
無理なんだ、言おうとした。
目の前にあっちゃんが居てボロボロになった京が、足元にいた。
「新、もう………なんもしねー、負けたから。
悪かった」
京の気持ち。
初めて見せた笑った顔。
「兄貴………」
血は繋がって無かったけど、たしかに兄貴だった。
無理だよ。
俺は京から逃れられない。
一生付きまとう。
「俺は今さら戻れない。
それに京からも逃げられない。
それに俺はたくさん姫ちゃんを傷つけた。
だからー……」
無理なんだ、言おうとした。
目の前にあっちゃんが居てボロボロになった京が、足元にいた。
「新、もう………なんもしねー、負けたから。
悪かった」
京の気持ち。
初めて見せた笑った顔。
「兄貴………」
血は繋がって無かったけど、たしかに兄貴だった。