お姫様は俺のモノ②lovehistory
俺達は姫を間に挟み、守るように歩いた。



「なんか、二人ともナイトみたい」


「そう?」


「ナイトって柄じゃねー」


姫の言葉に優しく問いかける海と、柄じゃねーな、と思う俺がいた。


「けど、姫を守るよ」


海がそう呟けば、顔を赤くする姫。


「リア充いらねー」


と、笑ってやる。


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