お姫様は俺のモノ②lovehistory
「あのさ、姫にキスしたの許してやるし、だからもうこれ以上俺らの邪魔すんな」


それで、チャラになるならーー 相手も得だと思った。

だけどーー



「あのさ、俺さーー気に食わないんだよね。


初めから仲間に姫襲わして、おめーが助けただけなんじゃねーの?

姫の何が好きになるの?


姫にこだわらないで違う奴探せよ。


俺は、姫じゃなきゃダメなんだ」


何いってんだ、こいつ。


「俺は、姫にしか興味ない。

悪いけど、無理。

話はそれだけだから。」


俺は、あいつの返事を待たずに飛び出した。


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