お姫様は俺のモノ②lovehistory
一人誰もいない、教室に俺は、いた。


新藤 海に呼び出されきたけどなんだか面白くない。

忠告も、俺には苛立ちしかない。

「俺は、"あいつ"じゃなきゃダメなんだ。


なんで、暴走族なんか。


あんなやつら、クズの集まりの癖に。」



一瞬ーー 本当一瞬閃いた。


俺が暴走族に入れば対等なのかと。


俺の頭はただ、それしか思い浮かばなかった。


この時の俺は、ただ、君に近づける方法を探すのに必死だった。



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