お姫様は俺のモノ②lovehistory
「凄いね、"ただの幼馴染み"っていいね」


コイツは、きっと、姫が好き。


だから、俺の挑発に乗るんだ。


「じゃあ、姫行こう」



早くコイツから連れ出したかった。


「なあ、姫の嫌がることすんなよ。


許さねーからな」


アイツは、俺を人睨みし背を向けて歩き出す。


その背中を俺は、睨み返した。





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