お姫様は俺のモノ②lovehistory
「海くん?どうしたの?眉間に皺やばいよ」



「あのさ、なんでアイツと二人でいたの?」


気になって、聞くか悩んだ質問。

「私が、駅前で人を待つ言ったら危ないって側に居てくれたの」



確かに一人は危ないけどーー


「昔ね、私襲われそうになったの。
それから、優がいつも側に居てくれたの。


私をいつも、守ってくれたの。


まるで、お兄ちゃんみたいだよね」


お兄ちゃん?


なんだ姫にとったら兄貴か。


「じゃあさ、俺はーーー?


俺は、姫の何?」


聞いてから後悔した。


絶対に、姫はなんとも思ってないんじゃないかと。




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