お姫様は俺のモノ②lovehistory
前はあんな奴じゃなかった。


けど、本当のあいつを知らないだけかも、と思った。


ーーーガタン。


出ていった新が、帰ってきた。


姫に近づくと、引き寄せる。


荒々しくキスをする。


目を、見開いて驚きを隠せないのは姫だけではなかった。


もちろん、自分も一瞬訳がわからずすぐには反応出来なかった。



「いやぁ!!」


姫の声に我に返り無理矢理引き離すと、背中に隠した。


背中腰に伝わる体温。


震えてる体ーー


君は泣いてた。。
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