お姫様は俺のモノ②lovehistory
「やっと、起きたか。大変だ。撒かれた」


「撒かれた!?ってまさかーー」


辺りをキョロキョロ見る颯は、白雪がいないのを確認してため息を吐く。


「なんで姫までーー」

姫がそんなむちゃくちゃなことするなんて。


「白雪に乗せられたんだろうな。


どうする?お姫様達迎え行くか」


「ああ、だな。

変なのに絡まれてたら、ヤバいしな」


それが一番重要なんだよな。

俺らは、着替え簡単な支度をして、出ていく。


下に行くと、仲間がゾロゾロいた。


「総長、すいません。止めたんですが、逃げられました‼」


頭を、下げる下のもん。


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