食殺し
第一章 食べる楽しみ
私が人を食べるようになったのは、小学校3年生の時だった。
自分から、進んで人の肉を食べに行ったわけじゃない

殺人鬼に、自分の“両親”を無理やり食べさせられたからだ。

私はその日普通に、家に帰ってきた
玄関に入ると、ものすごく異臭をはなっていた
恐る恐るリビングに入ると…
お父さんとお母さんが殺されていた。

「あっあぁ…」

「おや?君この子の娘?」

私は、涙ぐんで頷く

「君のお母さんはすごく美味しいよ。いつもすれ違うたんびに美味しい匂いをはなつ。」

無残な母を見る私は、もはや、人と呼べる原型では無かった。
もう、肉の塊にしか見えなかった 骨はむき出しで、父は脳みそがなくなっていた。

「お母さん!お父さん!」

「君も食べな?食べたら殺さないであげる。」

「やだぁぁ」

「食えっていってんだァよ!殺すぞガキ」

「はっはい」

「お母さんのお願いを聞いてあげたんだよ!」

「おぇ…」

「戻すな飲み込め」

私は、母の肉を殺人鬼に無理やり食べさせられた

不味い、苦い、臭い

不味い、苦い、臭い

不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い

そして、一時間がたった、

私は、母の肉を食べ終わって自分から父の肉を貪った

「おぉ!やっと美味しさを分かってくれたか」

「おじさんナイフ貸して」

「いいよ!たくさんお食べ」

しばらくすると近所の人が、凄い異臭を感じ取って警察を呼んだ。
警察が来る頃には、殺人鬼と私は、お父さんとお母さんを食べ終えてた

殺人鬼は最後に…

「お前は最高のカニバリズム者になれるよ」

とっ言って、ここを去っていった。

「大丈夫かい?君」

警察の人達は何回も取り調べに来た
そして、私は、親を食べましたと言った時の大人達の顔は、残酷な顔をしていました
そう、私は 人の肉しか食べられなくなってしまったのです
普通のご飯も食べれます。しかし、満腹にはならない
満たされないのです。
だから、私は、中学生から人を殺し食べ続けているのです。

現在高校生になった私は…
新たなる食につける楽しみを心待ちにしています
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