曇のち晴れ
第三章

進級

部活を辞めて1ヶ月が過ぎて春休みが終わり、今日から2年生。

はぁ…今日もお腹痛いな…部活辞めたのに、どうしてなんだろう…

気持ち新たに頑張ろう!っていう気持ちには、残念ながらならない。

学校に向かうが、どうしても電車に乗りたくない…

「おはよう、お父さん。学校まで送ってくれないかな?」

『いいけど…お腹、痛い?』

「うん。お腹痛い…」

『そうか…わかった。行こう。』

「ありがとう。お母さーん!行ってきます!」

『行ってらっしゃい!あ、その前に未菜起こしてくれる?全く起きないの!』

「わかった!…未菜!未菜起きて!」

『お姉ちゃん…おはよー。』

「おはよ!もう時間ヤバいよ?」

『うん…行ってらっしゃーい…』

「早く起きなね?行ってきます!」
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