天神学園のお忍びな面々
龍と花神
振り下ろされる柊。
多量出血を狙いとした剣撃、赤蘇芳(あかすおう)は。
「むっ!」
黒く染まった道着、その肩口にて受け止められた。
龍鬼は、そのまま肩で突進する技、靠撃(こうげき)で牡丹を突き飛ばす!
「…刃が…通らぬ」
「この道着が、着替えただけの只の黒道着と思ったか?」
表情を崩す事なく、龍鬼は言う。
「この道着は、これまで着ていた白道着だ。俺の魔力放出の影響で、黒く染まったに過ぎない。そして魔力放出は、肉体や着衣をも強化させる」
「成程…中国武術お得意の硬気功のようなものか」
柊を肩に担いだ牡丹は。
「それならそれで!」
斬りかかる!
多量出血を狙いとした剣撃、赤蘇芳(あかすおう)は。
「むっ!」
黒く染まった道着、その肩口にて受け止められた。
龍鬼は、そのまま肩で突進する技、靠撃(こうげき)で牡丹を突き飛ばす!
「…刃が…通らぬ」
「この道着が、着替えただけの只の黒道着と思ったか?」
表情を崩す事なく、龍鬼は言う。
「この道着は、これまで着ていた白道着だ。俺の魔力放出の影響で、黒く染まったに過ぎない。そして魔力放出は、肉体や着衣をも強化させる」
「成程…中国武術お得意の硬気功のようなものか」
柊を肩に担いだ牡丹は。
「それならそれで!」
斬りかかる!