天神学園のお忍びな面々
白雪の前でこの事を話したのは、許可を得る為。

いわば立入禁止区域への入場許可だ。

監視対象として、勝手な真似をする訳にはいかない。

龍鬼は、白雪の事も尊重しているのだ。

「おめぇが駄目だって言うなら仕方ねぇ。諦めるが…どうだ?」

「………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………」

白雪、嘗てない黙考。

長すぎてカッコトジが表示されない。

時間にして凡そ10分程度か。

その後。

「……」

彼女は、めっちゃ小っちゃい溜息をついた。

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