天神学園のお忍びな面々
1階の窓。

美緒が背伸びしながら拭き掃除。

胸の大きな彼女は、拭き掃除をしていると胸が窓に押し付けられる。

その胸を。

「「……」」

外から窓を拭くふりをして、凝視する蘭丸とレオ。

おまいらは、ほんとにもう…。

その横では。

「マモル」

エレナがマモルを呼び寄せる。

「あそこの埃が、手が届かなくて困っているのですっ」

「え…いや、しかしエレナ殿が届かないのに、俺の背が届く訳が…」

「なら」

少し頬を染めながら、エレナは言う。

「貴方が私を肩車しなさいなっ」

「え゛」

水着、生足のエレナを肩車とは。

役得だな、マモル。

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