運命の出会いは誓いのキスから 《番外編追加》
「あ、あの・・・お弁当作ってきたんです。総一郎さん、いつも夜、私が作ったご飯食べてくれてますよね?でも、あんな時間から食べるくらいなら少しでも眠りたいかなって。だから、お弁当なら迷惑にならないかなって」
「・・・開けていい?」
コクンと頷くと、総一郎さんは私が持ってきたお弁当箱をゆっくりと開けた。
色々、考えた。総一郎さんはなんでも美味しいって言ってくれるから。
だから、卵焼きにきんぴらごぼう、ほうれん草のおひたしなど野菜を中心にして、メインは美味しいと絶賛してくれた唐揚げにした。
何も言わない総一郎さんをふと見ると、視界に有名料亭の名前入りのお弁当を見つけてしまった。
しまった。あんな有名料亭のお弁当を毎日、食べているのならこんな私の作ったお弁当なんていらなかった。
「す、すみません。お昼用意されてましたよね。わ、私ってば気がつかなくて」
「・・・開けていい?」
コクンと頷くと、総一郎さんは私が持ってきたお弁当箱をゆっくりと開けた。
色々、考えた。総一郎さんはなんでも美味しいって言ってくれるから。
だから、卵焼きにきんぴらごぼう、ほうれん草のおひたしなど野菜を中心にして、メインは美味しいと絶賛してくれた唐揚げにした。
何も言わない総一郎さんをふと見ると、視界に有名料亭の名前入りのお弁当を見つけてしまった。
しまった。あんな有名料亭のお弁当を毎日、食べているのならこんな私の作ったお弁当なんていらなかった。
「す、すみません。お昼用意されてましたよね。わ、私ってば気がつかなくて」