運命の出会いは誓いのキスから 《番外編追加》
それからは週に何度か、社長室でお昼休みに一緒にお弁当を食べて、一時間だけ二人だけの時間を過ごすことにした。
そして、あのすれ違った男性が野島さんという総一郎さんの秘書だということも聞いた。
『俺の父親の秘書で、父親もかなり信頼を置いているから継続して俺の秘書にもなってもらったんだ』
正直、それを聞いてホッとした。秘書課には美人な人が多い。
総一郎さんが就任する前から誰が次期社長の秘書になるかと壮絶な争いが繰り広げられていたと渚から聞いたから。
仕事上の付き合いで割り切らなきゃいけないけれど、やっぱり美人な女性が総一郎さんの秘書だと凹んでしまう。
だから野島さんが総一郎さんの秘書で良かった。そう素直に思ったことを総一郎さんに伝えると、
「じゃあ優衣が俺の秘書になる?」
とニコニコと笑顔で言われてしまった。
秘書なんて無理に決まってる。
秘書検定も持っていないし、なんせあの花形の部署。
まず容姿から選ばれない。
そう思っていたのに、総一郎さんにいつものようにお昼休み、お弁当を持って行くと突然、耳を疑うようなことを言われてしまった。
そして、あのすれ違った男性が野島さんという総一郎さんの秘書だということも聞いた。
『俺の父親の秘書で、父親もかなり信頼を置いているから継続して俺の秘書にもなってもらったんだ』
正直、それを聞いてホッとした。秘書課には美人な人が多い。
総一郎さんが就任する前から誰が次期社長の秘書になるかと壮絶な争いが繰り広げられていたと渚から聞いたから。
仕事上の付き合いで割り切らなきゃいけないけれど、やっぱり美人な女性が総一郎さんの秘書だと凹んでしまう。
だから野島さんが総一郎さんの秘書で良かった。そう素直に思ったことを総一郎さんに伝えると、
「じゃあ優衣が俺の秘書になる?」
とニコニコと笑顔で言われてしまった。
秘書なんて無理に決まってる。
秘書検定も持っていないし、なんせあの花形の部署。
まず容姿から選ばれない。
そう思っていたのに、総一郎さんにいつものようにお昼休み、お弁当を持って行くと突然、耳を疑うようなことを言われてしまった。