運命の出会いは誓いのキスから 《番外編追加》
「俺の父親はこんな早く俺を呼び戻すつもりはなかったんだ。体調を崩したから仕方なくてさ。でもそんな俺が次期社長だということに納得できない人もいるんだ。だからその人たちを納得させるために、今、頑張ってる」
「大丈夫ですよ。もし、必要なら私が総一郎さんの魅力、その人たちにいっぱい伝えますから」
「頼もしいな、俺の秘書は。じゃあその時はお願いするよ、敏腕秘書さん」
「任せてください」
車を走らせること、二時間。ようやく着いた春日牧場。カーナビで見たように辺りには何もない。
「この春日牧場の牛乳がすごく美味しくて、契約してもらいたいんだけど、販売もこの牧場の小さな売店とネット限定で、生産も追いつかないからって何度も断られてるんだ」
「そんなに美味しい牛乳なんですか?!それは飲んでみたいですね。私、牛乳とか乳製品大好きなんです」
「・・・飲む。そっか。忘れてた。俺、頭を下げることばかりで肝心なことを」
総一郎さんは何かに気がついたらしく、ありがとうと言い、私の手を引いて、牧場の中へと進んで行った。
「大丈夫ですよ。もし、必要なら私が総一郎さんの魅力、その人たちにいっぱい伝えますから」
「頼もしいな、俺の秘書は。じゃあその時はお願いするよ、敏腕秘書さん」
「任せてください」
車を走らせること、二時間。ようやく着いた春日牧場。カーナビで見たように辺りには何もない。
「この春日牧場の牛乳がすごく美味しくて、契約してもらいたいんだけど、販売もこの牧場の小さな売店とネット限定で、生産も追いつかないからって何度も断られてるんだ」
「そんなに美味しい牛乳なんですか?!それは飲んでみたいですね。私、牛乳とか乳製品大好きなんです」
「・・・飲む。そっか。忘れてた。俺、頭を下げることばかりで肝心なことを」
総一郎さんは何かに気がついたらしく、ありがとうと言い、私の手を引いて、牧場の中へと進んで行った。