運命の出会いは誓いのキスから 《番外編追加》
今日は朝までこうしてるから
四月、新年度が始まった。
私は、あれからずっと、社内公募のことで頭がいっぱいになっていた。
それなのに、まだエントリーすらできていない。
シュークリーム、エクレア、ショートケーキ。思いつくものはたくさんあるのに、どれもオリジナリティに欠ける。
とりあえずと先月から音羽堂の洋菓子を毎日、ひたすら食べて研究開始。
どんなものを求めてられているのかを一番知ることができると思ったから。
ただ、まさかそれで思わぬ壁にぶち当たってしまうとは予想外。
「ねえ、言っていいのか迷ったんだけど、優衣、ちょっと太った?」
一緒に昼休みを過ごしていた渚にチクリと指摘されてしまった。
せっかくお昼は手作りヘルシー弁当にしたのに効果なし。
「わかる?うん。とりあえず、社内公募のために音羽堂の洋菓子を食べてたらこんなことになっちゃって」
洋菓子を完全に甘く見ていた。
食べ過ぎてまさかの二キロ増。
さすがに顔まで浮腫んできたこともあり、もう洋菓子は食べないことにしたものの、増えたものはなかなか減らない。
私は、あれからずっと、社内公募のことで頭がいっぱいになっていた。
それなのに、まだエントリーすらできていない。
シュークリーム、エクレア、ショートケーキ。思いつくものはたくさんあるのに、どれもオリジナリティに欠ける。
とりあえずと先月から音羽堂の洋菓子を毎日、ひたすら食べて研究開始。
どんなものを求めてられているのかを一番知ることができると思ったから。
ただ、まさかそれで思わぬ壁にぶち当たってしまうとは予想外。
「ねえ、言っていいのか迷ったんだけど、優衣、ちょっと太った?」
一緒に昼休みを過ごしていた渚にチクリと指摘されてしまった。
せっかくお昼は手作りヘルシー弁当にしたのに効果なし。
「わかる?うん。とりあえず、社内公募のために音羽堂の洋菓子を食べてたらこんなことになっちゃって」
洋菓子を完全に甘く見ていた。
食べ過ぎてまさかの二キロ増。
さすがに顔まで浮腫んできたこともあり、もう洋菓子は食べないことにしたものの、増えたものはなかなか減らない。