運命の出会いは誓いのキスから 《番外編追加》
「ごめん。俺には大切な人がいるから君とクリスマスは過ごせない」
「……もしかして、それって優衣さんじゃないですよね?そんなわけないか、だって兄友だし、それに優衣さんは松原と付き合うことになったわけですし」
「はあ?な、何言ってるの?水野さん。私、そんなこと一言も言ってない」
何を言い出すのこの子。さすがに腹が立ってきつく否定したのに、全く聞く耳を持たない。
「さっき松原が人生初の告白をしたんです。で二人は無事に付き合うことになりました」
「いい加減に……」
「……付き合うことになりました。なのでもう兄友はいりません。僕が彼女を守りますので」
何を言っても無駄。
挙句に今まで黙っていた松原くんまでとんでもないことを言い出して、もう私は顔を伏せることしかできなくなった。
こんなことで泣きたくなんてないのに。
「……もしかして、それって優衣さんじゃないですよね?そんなわけないか、だって兄友だし、それに優衣さんは松原と付き合うことになったわけですし」
「はあ?な、何言ってるの?水野さん。私、そんなこと一言も言ってない」
何を言い出すのこの子。さすがに腹が立ってきつく否定したのに、全く聞く耳を持たない。
「さっき松原が人生初の告白をしたんです。で二人は無事に付き合うことになりました」
「いい加減に……」
「……付き合うことになりました。なのでもう兄友はいりません。僕が彼女を守りますので」
何を言っても無駄。
挙句に今まで黙っていた松原くんまでとんでもないことを言い出して、もう私は顔を伏せることしかできなくなった。
こんなことで泣きたくなんてないのに。