自分で決める!!!
[今日は君に報告したい事があるんだ]
[……何ですか?]
[僕…好きな人が出来た……]
[そう…なんですね…]
…えっ? 何?
こんなシーンあったっけ?
[すまない……]
[どうして…謝るんです?]
[僕は…一生君しか好きにならないと…言ったのに…。
僕は…]
[謝らないで下さい。
あなたは何も悪くない……。
長らく待たせてしまっていたのに、それに応えられなかった私が…悪いんですから…]
待って。
……こんなシーン、ないよ。
だって、主人公の男は二十年も女だけを好きで、待ち続け、女はようやく男と付き合う決心をするんだから。
[由子さん……]
進…くん?
[僕は…あなたを…。
好きでした…]
[私もです…]
私……?
[私も…あなたが…。
好きでした…]
これは…違う。
[由子さん……。
元気で……]
[うん……。
元気で……。
幸せになって……]
……違う。
これは…現実じゃない……。
夢…夢…。
分かってるのに……。
どうしてこんなに……
悲しい気持ちになるの?
[じゃあ…]
[(待って……。
待って、進くん……。
行かないで……。)]
行かないで!!!
ゴンッ。
「痛っ!!!」
ソファーから落ちた私。
[私を…まだ好きですか?]
[当たり前じゃないですか。言ったでしょう?
僕は一生君しか好きにならないと]
[……ありがとう。
私も一生…あなたしか好きになれません]
目を開けると、男と女の主人公は抱き合っていた……。
私、寝ちゃってたんだ……。
[……何ですか?]
[僕…好きな人が出来た……]
[そう…なんですね…]
…えっ? 何?
こんなシーンあったっけ?
[すまない……]
[どうして…謝るんです?]
[僕は…一生君しか好きにならないと…言ったのに…。
僕は…]
[謝らないで下さい。
あなたは何も悪くない……。
長らく待たせてしまっていたのに、それに応えられなかった私が…悪いんですから…]
待って。
……こんなシーン、ないよ。
だって、主人公の男は二十年も女だけを好きで、待ち続け、女はようやく男と付き合う決心をするんだから。
[由子さん……]
進…くん?
[僕は…あなたを…。
好きでした…]
[私もです…]
私……?
[私も…あなたが…。
好きでした…]
これは…違う。
[由子さん……。
元気で……]
[うん……。
元気で……。
幸せになって……]
……違う。
これは…現実じゃない……。
夢…夢…。
分かってるのに……。
どうしてこんなに……
悲しい気持ちになるの?
[じゃあ…]
[(待って……。
待って、進くん……。
行かないで……。)]
行かないで!!!
ゴンッ。
「痛っ!!!」
ソファーから落ちた私。
[私を…まだ好きですか?]
[当たり前じゃないですか。言ったでしょう?
僕は一生君しか好きにならないと]
[……ありがとう。
私も一生…あなたしか好きになれません]
目を開けると、男と女の主人公は抱き合っていた……。
私、寝ちゃってたんだ……。