自分で決める!!!
「あっ…もしかしたら、ケータイをなくしたのかも……」
「そうですね!
その可能性も…」
♪♪♪~~。
「この着信音…」
嘘! 電話? 誰から……。
直之……。
何でこのタイミングでかけんのよ!
「由子さんのです…。
ここの住人のケータイの着信音です!!」
「そうなんですか?
じゃあ…本当に何かあったんじゃ……」
「すいません!
大家さんを呼んできてもらえませんか?
部屋に入りたいんです!」
「分かりました。呼んで…」
ガチャッ。
「進…くん?」
「由子さん……。
大丈夫ですか?」
「うん。大丈夫だけど?」
「良かった…」
「うん……。
離れて」
「はい……」
いきなり抱き締めるなんて…。
ビックリ……。
「由子さん。
どうしてすぐに開けてくれなかったんですか?」
「…うん。
トイレしてたの。長い方の」
「ああ…。
そうでしたか……」
「良かったですね…。
彼女さん、何もなくて…」
「はい…」
「うん。違います。弟の友達です」
「そう…なんですね……」
「色々と彼が迷惑をかけたみたいで、すみませんでした」
「すいません……」
「いえ…お気になさらず…。
頑張って下さいね」
「はい。ありがとうございます」
「そうですね!
その可能性も…」
♪♪♪~~。
「この着信音…」
嘘! 電話? 誰から……。
直之……。
何でこのタイミングでかけんのよ!
「由子さんのです…。
ここの住人のケータイの着信音です!!」
「そうなんですか?
じゃあ…本当に何かあったんじゃ……」
「すいません!
大家さんを呼んできてもらえませんか?
部屋に入りたいんです!」
「分かりました。呼んで…」
ガチャッ。
「進…くん?」
「由子さん……。
大丈夫ですか?」
「うん。大丈夫だけど?」
「良かった…」
「うん……。
離れて」
「はい……」
いきなり抱き締めるなんて…。
ビックリ……。
「由子さん。
どうしてすぐに開けてくれなかったんですか?」
「…うん。
トイレしてたの。長い方の」
「ああ…。
そうでしたか……」
「良かったですね…。
彼女さん、何もなくて…」
「はい…」
「うん。違います。弟の友達です」
「そう…なんですね……」
「色々と彼が迷惑をかけたみたいで、すみませんでした」
「すいません……」
「いえ…お気になさらず…。
頑張って下さいね」
「はい。ありがとうございます」