ー 真実 ー
そう言いながら睦月は俺らの方に歩いてきた

紗 「幽霊…?いるの、?」

睦 「居るよ?むかし女の人がこの辺で殺されたんだって」

もちろん嘘だ。
睦月は俺の隣で怖い雰囲気すげー出して紗季をビビらせてるw
紗季はああ見えて怖いのとか無理なんだよ

下っ端達がこれは行けるかもって目で紗季と睦月を見守る。

紗 「…う、うわぁ…ッ、睦月もいじわるなんだ、ッグス…うぅ、ヒック…ふぇ…ッ」

睦 「いじわるじゃないでしょ?早く部屋に行かないと幽霊来るって本当の事を言っただけだよ?」

こいつもなかなか強いな((
紗季が泣いてもまだ諦めてねー

紗 「いじわるじゃん…ッ、((涙目」

泣かないように涙目になりながら上目遣いで睦月を見つめてる紗季((
あれの顔で見つめられたら俺なら折れる(

睦 「紗季?そんな顔してもだーめ。ほら。早く帰ろ?」

な、すげー…睦月最強説出た。うん。

紗 「うわ…ぁヒクッ…やだ、っ、((涙」

睦 「…虎騎。俺そろそろ限界。ボソッ」

虎 「いや、お前すげーよ。うん。」

下っ端 「「「コクコクッ…すげーっす」」」

と 「うん…見習う…」

流 「どうする…?」

葎 「どうしましょうか…」


みんなでそんな話をしていた時だ。

紗季が急に動いた。

紗 「あ、虎騎だぁ…っ、」

そう言って涙目でふらふらしながら俺の前まで歩いてきた。

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