ほら、笑って
「そうなんだ!…真白、?」




『…なんで、名前…』




元々学校でも女の子とあまり話さない俺が名前を呼び捨てされるなんて初めての経験で頬が赤く染まる。




「そりゃ、私が病室に入ったんだから分かるよ!あ、自己紹介がまだだったね!私は小夏!小さいの"小"に四季の"夏"だよ!」




え、待って。




「あ、ちなみに!今日から君のカウンセリング役だよ!」




…は?




『あの…、よく分からないんですが…』




「え?」




『いや、だからよく意味が理解できないって言うか…』




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