ほら、笑って
俺がそのオレンジジュースをじっと見てるとはい、これ!と笑顔で渡してきた。




『あ、ありがと…えっと、』




なんて呼べばいいかわからずに戸惑う。




そんな俺に気がついたのか女の子はくすりと笑った。




「小夏。小夏って呼んで?」




女の子…小夏があまりにも綺麗に笑うから思わず胸がドキッと高なった。
< 20 / 43 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop