ほら、笑って
ドタドタドタドタ



小夏か…。




バンッ




「真白っ!」




『ははっ、やっぱり、』




「ん?なんの話?」




また走ったであろう小夏は俺の分の味のうっすーいおかゆを持って息を整えながら椅子を座り直した。




今気づいたけど小夏って背が低いな。




イスに座った小夏は長い髪をさらっと耳にかき分けて、ふぅー、ふぅーとおかゆを冷まし始めた。
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