ただ、そばにいたいだけ。
――――――・・・・・
――――・・・
ついに、来た。この日が。
楽しみで、楽しみで、だけど不安もあって昨日は全然眠れなかった。
緊張なんていってられないとか抜かしてたけど、今わたしの心臓はありえないほど暴れまくっている。
なぜあの時あんな強気な発言ができたのか、まったくもってわからない。
「新くん、まだかな」
時計をみるとまだ15分も前なのだけど……落ち着かない。
何度も何度も時計をみてそわそわしてると、
「来た、」
……来たって、主語がないよ。主語が。
普通なら待った?とか言うのが彼氏だと思うんだけど、そういうそっけないところが、彼だ。
「あ、新くんっあ、うん……ありがとう」
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ついに、来た。この日が。
楽しみで、楽しみで、だけど不安もあって昨日は全然眠れなかった。
緊張なんていってられないとか抜かしてたけど、今わたしの心臓はありえないほど暴れまくっている。
なぜあの時あんな強気な発言ができたのか、まったくもってわからない。
「新くん、まだかな」
時計をみるとまだ15分も前なのだけど……落ち着かない。
何度も何度も時計をみてそわそわしてると、
「来た、」
……来たって、主語がないよ。主語が。
普通なら待った?とか言うのが彼氏だと思うんだけど、そういうそっけないところが、彼だ。
「あ、新くんっあ、うん……ありがとう」