❆LastChristmas❆
そして12月24日、クリスマス当日になった。
「…うん。良いんじゃない?」
あれから試行錯誤して何とかコフレのデザインを仕上げた。
「…ありがとうございます。」
「間宮。」
「…はい。」
「…買ってくれるお客様がいると良いわね。」
「…はい。…失礼致します。」
そしてあたしは自分のデスクに戻った。
…コフレも完成して、部長にも褒められたのに
全然嬉しくなかった。
そしてあたしは残りの仕事を終わらせた。
「お先に失礼致します。」
社員に挨拶をした後、会社を出た。
外を見ると、雪が降っていた。
「…綺麗。」
だけど雪が降って来るたびにあたしは悲しい気持ちになった。
そして出てくるのは最後に別れを告げた淳史君の顔だった。
でも…もう終わったんだ。
「…うん。良いんじゃない?」
あれから試行錯誤して何とかコフレのデザインを仕上げた。
「…ありがとうございます。」
「間宮。」
「…はい。」
「…買ってくれるお客様がいると良いわね。」
「…はい。…失礼致します。」
そしてあたしは自分のデスクに戻った。
…コフレも完成して、部長にも褒められたのに
全然嬉しくなかった。
そしてあたしは残りの仕事を終わらせた。
「お先に失礼致します。」
社員に挨拶をした後、会社を出た。
外を見ると、雪が降っていた。
「…綺麗。」
だけど雪が降って来るたびにあたしは悲しい気持ちになった。
そして出てくるのは最後に別れを告げた淳史君の顔だった。
でも…もう終わったんだ。