❆LastChristmas❆
「…来年はもっと良いものプレゼントするから、亜紀。」
「今…あたしの名前!」
「もう、恋人なのにいつまでも名字なのはおかしいだろ?」
「…確かにそうだけど。」
「ほら、俺の名前言ってみろよ。」
「え、今!?」
「当たり前だろ?ほら…」
「…康太。」
「はい、よく出来ましたー!」
佐藤はそう言って、あたしの髪をクチャクチャにした。
「ムカつくー!!」
その時
「それでは今から、イルミネーションのライトアップを始めます。」
声が聞こえた。
「皆さんMerry Christmas!!」
「司会者の声、高いねー。」
「だな。」
「Merry Christmas、康太。」
「Merry Christmas、亜紀。」
そしてあたし達は手を繋ぎ、ライトアップを康太と見た。
あたしは今年最後の【LastChristmas】を迎える事が出来た。
❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅
❅fin❅
「今…あたしの名前!」
「もう、恋人なのにいつまでも名字なのはおかしいだろ?」
「…確かにそうだけど。」
「ほら、俺の名前言ってみろよ。」
「え、今!?」
「当たり前だろ?ほら…」
「…康太。」
「はい、よく出来ましたー!」
佐藤はそう言って、あたしの髪をクチャクチャにした。
「ムカつくー!!」
その時
「それでは今から、イルミネーションのライトアップを始めます。」
声が聞こえた。
「皆さんMerry Christmas!!」
「司会者の声、高いねー。」
「だな。」
「Merry Christmas、康太。」
「Merry Christmas、亜紀。」
そしてあたし達は手を繋ぎ、ライトアップを康太と見た。
あたしは今年最後の【LastChristmas】を迎える事が出来た。
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