❆LastChristmas❆
「この俺が《わざわざ》来て、誘ってやったんだ。
感謝しろよ?」

…冗談じゃなかったんかい!


「いえ、でも私には仕事が…。」


(てか、帰れー!今すぐにー!)


「じゃあ、終わるまで待ってやる。」


(いや、待たなくて良いって!)


「いえ、結構掛かりますので、この後予約が多いですし…。」


「安心しろ、俺は待つの嫌いじゃない。」


(いやだから…)

「じゃあ、終わるまで待ってて下さい。」


(まあ、適当に帰るだろ…。)


そう解釈した私は適当に軽くあしらい、返事をした。

そして私は仕事場に戻った。


「Ladys&Gentleman!」


そして街コンが始まった。


「では、参加者の皆様はこちらの席に…。」

やっぱ良いなあ…。


こうゆうの…。


私は自信ないけど…。


いつかあたしもこうやって、頬を赤く染めながら男性と話したいなあ…。

< 38 / 109 >

この作品をシェア

pagetop