❆LastChristmas❆
そしてしばらくして、仕事が終わった。
ピッ
「お疲れ様でしたー!」
そしてタイムカードを切って、従業員入口を出た。
その時
…え?嘘…。
「お疲れ。」
「…副社長。何して…。」
「言っただろ?終わるまで待ってやるって。」
「…でも!もう9時間経ってるんですよ!?風邪でもひいたら…!バカじゃないですか!?」
「…結構言うなお前。でもまあ、俺はバカだから風邪はひかない。」
「…何ですかそれ。」
不覚にも、いつもみたいな企みの笑いじゃない子供みたいに笑う副社長にキュンときた。
「…そんなの分からないでしょ。」
嫌いなはずなのにドキドキする。
「かもなー。」
かもなー。って
…テキトーなんだから。
「…お待たせして、申し訳ございませんでした。」
「悪いと思ってんなら付き合えよ。」
「え?」
「今からだろ?デートの時間は」
また、そうやって子供みたいに笑う。
ちょっとズルいですよ、その笑顔は…。
ピッ
「お疲れ様でしたー!」
そしてタイムカードを切って、従業員入口を出た。
その時
…え?嘘…。
「お疲れ。」
「…副社長。何して…。」
「言っただろ?終わるまで待ってやるって。」
「…でも!もう9時間経ってるんですよ!?風邪でもひいたら…!バカじゃないですか!?」
「…結構言うなお前。でもまあ、俺はバカだから風邪はひかない。」
「…何ですかそれ。」
不覚にも、いつもみたいな企みの笑いじゃない子供みたいに笑う副社長にキュンときた。
「…そんなの分からないでしょ。」
嫌いなはずなのにドキドキする。
「かもなー。」
かもなー。って
…テキトーなんだから。
「…お待たせして、申し訳ございませんでした。」
「悪いと思ってんなら付き合えよ。」
「え?」
「今からだろ?デートの時間は」
また、そうやって子供みたいに笑う。
ちょっとズルいですよ、その笑顔は…。